とび色の誘惑

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パラオ放送局開局記念(旧・パラオ郵便局、昭和16年の特印)

   

パラオ放送局開局記念の特印(パラオ郵便局)

【記念名】パラオ放送局開局記念
【使用日】昭和16(1941)年9月24日

天皇皇后両陛下がパラオを訪問されるというので、これを引っ張り出してきました。風景印ではなく、昭和16(1941)年9月24日 にパラオ郵便局で押印された「パラオ放送局開局記念」の特印です(印影がブレてますが……)。

第一次大戦で連合国側につき戦勝国となった日本は、国際連盟の認定を受けて、パラオを含む南洋の島々を委任統治していました。南洋庁の本庁が置かれたパラオのコロール島には、2万3千人以上(1941年末)の日本人が入植していたといいます。統治時代には日本語の教育が行われていたため、現在でも年配の方に日本語を話せる人が多く、現地語として定着した日本語もたくさんあるそうです。

パラオ郵便局は、大正11年4月1日に施行された南洋庁郵便局官制により設置され、昭和9(1934)年からは内地と同じように風景印も使用されていました(残念ながら私はもっていないのです)。タレントの今田耕司さんの母方の祖父が、このパラオ郵便局に勤務していたのだとか。

パラオ放送局は、日本放送協会(現在のNHK)がコロール島に開設した放送局で、昭和19年8月1日に空襲激化で閉鎖されるまでの約3年間、存在しました。

この特印はその開局を記念して使用されたもの。図案に、はコールサインである「JRAK」の文字が記されています。

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