熊野前郵便局の風景印(東京都荒川区)
都電と日暮里・舎人ライナー
【使用期間】平成24(2012)年5月21日~
【図案説明】都電荒川線と日暮里・舎人ライナーに区木・桜
【使用切手】サクラ(東京の四季の花・木II)/ふるさと切手、平成13年発行
東京都荒川区・熊野前(くまのまえ)郵便局の風景印です。
荒川東尾久八郵便局が移転、改称し、これを機に風景印が新規配備されました。
都電荒川線と日暮里・舎人ライナーが立体交差する場所に局舎は移転したようで、まさに局舎の目の前の風景を描いています。都電は東京都交通局が運営する路面電車で、もうここで説明するまでもないくらい有名ですね。
しかし図案で都電の上を走っている「日暮里・舎人ライナー」は、地元の人以外にはほとんど知られていないのではないでしょうか。
そもそも「舎人」を「とねり」と読める人は、東京都民でも少ないかもしれません。さすがに「日暮里」は山手線の駅なので読めるでしょうけれど。
その日暮里・舎人ライナーも東京都交通局が運営する新交通システム。湾岸エリアを走る「ゆりかもめ」と同様、鉄の車輪ではなくゴムタイヤで走ります。
つまり、この風景印にはふたつの都営交通が描かれているわけで、このような例はほかにないのではないでしょうか。
ところでじつは私、この日暮里・舎人ライナーには平成20(2008)年3月30日の開業日に乗っているのに、都電の全線完乗はまだなんです。
これではいけませんので、ぜひ「都電全線完乗と沿線の風景印押印ツアー」を企画してみたいと思っています(^^)
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